ギフターム便りVol.21 玄米は完全栄養食!?
第21回です。
読んでくださっている皆様、稚拙なブログにおつき合いいただき、本当にありがとうございます。
「習慣化するには21日必要」という言葉を聞いたことがありましたが、「この言葉は、願望の意味合いが強く真実味はほとんどない」との見方もあり、自分に置き換えて考えてみると、間違いなく「後者」です。苦笑
まだしばらくは「継続することが目標」となりそうです。
今日は玄米のお話。
栄養価が高いことで認知されている
「玄米」と聞くと、「白米よりも栄養価が高い」ということで認知されていると思います。
かく言う私も、知っていることと言えばその程度でした。そこで、少し調べてみました。
栄養素 | 玄米 (100g) | 白米 (100g) |
---|---|---|
エネルギー | 152kcal | 156kcal |
炭水化物 | 34.2g | 35.6g |
食物繊維 | 1.8g | 0.4g |
タンパク質 | 3.5g | 2.7g |
脂質 | 1.3g | 0.3g |
ビタミンB1 | 0.12mg | 0.03mg |
ビタミンB2 | 0.02mg | 0.01mg |
ナイアシン | 2.9mg | 1.4mg |
ビタミンB6 | 0.16mg | 0.09mg |
葉酸 | 20μg | 8μg |
マグネシウム | 43mg | 12mg |
リン | 108mg | 31mg |
鉄 | 0.6mg | 0.4mg |
亜鉛 | 1.1mg | 0.8mg |
セレン | 9.9μg | 7.5μg |
エネルギーや炭水化物など、大差ない項目もありますが、食物繊維、ビタミンB群、ミネラルなどは玄米の方が優れていると言ってよさそうです。
ビタミンB1はエネルギーの代謝を助ける働きがあり、ビタミンB2は皮膚や粘膜の健康維持に役立つ作用があります。(「あります」と断言してますが、インターネットで調べた程度です・・・。ご容赦を)
また、血圧の調整や骨の健康維持に作用するミネラル。
腸内環境を整える食物繊維。
これらの栄養素は白米よりも「玄米」の方が優れていると言えそうです。
どのような好影響があるのか?
局所的には栄養価が高いということが言えそうな玄米。ではそれがどのような効果があるのか?
引き続き調べてみました。
まず、食物繊維が豊富ということにより、腸内の善玉菌を増やし、腸のはたらきを活性化させることで便秘の改善に役立ちます。また、ビタミン、ミネラルが豊富なことで免疫力向上にもつながります。
さらに、玄米は低GI食品(摂取後の血糖値の上昇が緩やかな食品)とされており、血糖値の急上昇を抑える効果があり、糖尿病予防や体重管理に寄与します。また、玄米に含まれるフェルラ酸などの抗酸化物質は、体内の酸化ストレスを軽減し、老化防止や生活習慣病予防の効果も期待できます。他にも、ギャバ(GAVA)というアミノ酸が、ストレス軽減やリラックス効果をもたらしてくれます。
はい、カタカナも多くて、もうお腹一杯の感じです・・・
ただ、こうしてみると栄養バランスに優れた食べ物の印象です。
では、なぜ皆さん食べないのか?
これは、私個人の意見ですが、やはり食味と食感で白米を好む方が多いのではと思います。
消化についても白米に劣る面もあるようで、体調などに合わせて摂取することが必要かと思います。
栄養価の面で見ると非常に優れている玄米。
ですが、いきなり玄米からというのもハードルが高いかもしれません。
そんな方には、白米と混ぜて炊いたり、分つき米から始めてみることをオススメします。
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まだ馴染みがない方も、この機会にお試しいただけたら。
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